おバカ
- 2017.11.23
- お知らせ
いろいろな、おバカな人はいますが・・・
印象に残っている人の一人で、裁判で証拠があるのに、浮気を認めない人がいました。
裁判の最後の最後まで、浮気を認めない人は結構いるので、その話はまたしたいですが・・・
撮影状況は説明出来ないですが、夫の立場の人で、明らかに裸で不貞行為をしている証拠を押さえているのにも関わらず、「不貞行為はしていません!!」と言い切った人がいます。
その人の言い分は、「霊感マッサージをしてもらっており、その場合はお互いに裸にならないと効果がない。」との主張でした。
こちらは本当はビデオ映像で押さえていたのですが、さすがに裁判で証拠提出する時は、夫や浮気女性の立場を考えて、写真での証拠提出にして、あからさまに性行為をしている写真は省き、なるべく裸の見えない写真にしました。
裁判所の人や裁判官、こちらの弁護士や、相手弁護士も見るので、さすがに浮気女性が可哀想だと思っての、依頼者さんの配慮でした。
そうしたら、夫は、その提出した写真が全てだと勘違いして、強気の発言をし始めたのですが・・・
実は、あの写真はほんの一部で、実際はビデオで撮影しているんですよ。
と伝えても・・・
後に引けないのか、それでも「霊感マッサージだ!!」と主張してしまったんですね。
結局は同時進行で、浮気女性とも裁判をしていたのですが、夫がそう言っているので、さらに性行為をしていると確実に証明出来る証拠を提出していいかと、浮気女性に伝えると、浮気女性は浮気を全面的に認め、証拠は提出しないでほしいと言ってきました。
浮気女性とは、裁判途中で和解で決着したのですが、ご主人はその後も主張を変えず、証人尋問の時に、コテンパンに論破されてても、浮気女性が全面的に認めたと言っても、それでも認めず、裁判官に「あなたは、何がしたいのですか?」と言われるぐらいな状態になっていました。
裁判官もちょっと怒っていたのでしょう。
判決文も通常よりも長文で、夫の虚偽の内容に対して延々と記載されていました。
早めに不貞行為を認めていれば、もう少しましな判決だったかもしれませんが、僕も、依頼者さんも、弁護士も、「自業自得だね。」としか言えない内容でした。
した事実を無いと言うのは、まぁいいと思うのですが、ある程度証拠を提出されたら、状況を考えて主張を変えていかないと、ドツボにはまりますので、した側の人は気を付けた方がいいですよ。
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