浮気の言い訳

浮気をした人は、嘘や言い訳や逆ギレをする人が多いですが、酷いのは、調停や裁判でも平気で嘘の内容を主張する人が圧倒的に多いです。

僕は妻に浮気をされ、離婚バトルになり、その事がきっかけで探偵になりましたが、元妻の嘘もすごかったです。
浮気をしたのは事実だが、でも夫は、「私の首を絞めた。」「子供に暴力を振るった。」「お金を全く貰えなかった。」「自殺をしようとして脅された。」「私が仕事の時、子供を放置して遊びに言っていた。」等々・・・
だから婚姻関係はとっくに破綻しており、破綻させたのは夫で、浮気をしても私は悪くないとの主張でした。

ここまで言うかと言うほど、ない事、ない事を主張して来ました。
それは事実でないとの証明をするのには、かなり苦労しました。
さすがに当時の事を思い出すと、いまだに心が痛くなります。

これは僕の元妻だけの話でなく、内容の差はありますが、虚偽の内容をあたかも事実だと主張する人がほとんどです。
悪質な人は、時系列を完璧に記載し、いかにこちらが悪い嘘つきの人間なのか、いかに自分は嘘を付かれ、可哀想な人間なのか、それだけ見れば、矛盾点が何一つない、パーフェクトな答弁書を作成し、裁判所に提出する人もいます。

１００人見れば、１００人とも、相手が被害者でこちらが加害者に決まっていると信じて疑わないような、完璧な素晴らしい答弁書です。

依頼者さんでさえ、「私、もしかしてこんな事していたのかな？」と錯覚するぐらい見事な答弁書です。

しかし、証拠さえあれば、相手の主張が完璧であればあるほど、圧倒的な勝利になります。
相手がどれだけお涙頂戴な答弁書でも、こちらを陥れる答弁書でも、完璧な内容でも、証拠を一つ提出するだけで、完璧に練り上げた作文は崩壊します。
もし、こちらが提出した証拠を何とか誤魔化したとしても、こちらは第二、第三の証拠を投入します。

そうすると、最初は「平成何年何月何日の何時ごろにこのような辛い事があった。」と、事細かに詳細を語っていたのに、「覚えていません。」「忘れました。」と、しどろもどろになり、あまりにも完璧な答弁書は、実は虚偽の内容のかたまりだったと、被害者ずらしていたけど、実は加害者で、裁判所にさえ嘘を付きとおそうとした、悪意のかたまりの人物だったと証明出来ます。逆に、こちらの主張が事実だったと証明出来ます。

嘘を付いてでも、何が何でも勝つために書いた答弁書や準備書面などが、こちらが証拠を提出する事で、自ら墓穴を掘る結果になります。

そういう人ほど勝ち意識が強く、こちらをバカにしいている傾向があり、自分は頭が良いと錯覚していますが、実は本当は最初から、こちらの手の上で転がされていたんだと分かると、文字通り地団駄を踏む人もいます。

証拠はこれぐらい重要な物です。
もし、証拠が無ければ相手の嘘に踊らされて、負けていたかもしれません。

相手が浮気をしていたから、こちらは正義だ相手は悪だと思っても、相手はその後も嘘をつき通すので、浮気をした人は、調停や裁判でも嘘を付く生き物なんだと思って、こちらも最初から対応しないと、逆に追い詰められるので気を付けて下さい。

探偵・調査ランキング