浮気が分かっても、我慢!!
- 2017.12.18
- お知らせ
証拠があれば、浮気を問い詰めてもいいのですが、証拠が不確かな状況で、配偶者に問い詰めてしまう人がいます。
この頃、そういう人達が、多いように感じます。
気持ちは分かります。気持ちは分かりますが、そこは「我慢」です。
浮気が許せない人ほど、怒り心頭な人ほど、先走って問い詰めてしまいますが、結果逆に言い負かされたり、誤魔化されたり、それがきっかけで離婚を迫られ、本当は配偶者が悪いのに、こちらが悪いと言われたりしてしまい、悔しい思いをしている人を何十人も見てきています。
許せない気持ちが多い人ほど、結果的には負けてしまいます。
調査をするにしても、「おまえ、浮気しているだろう!!」と問い詰めた後の調査は、さすがに警戒心が配偶者にあり、やりにくいです。
調査をするなら、警戒なんて全くしておらず、こちらをバカにしたような状態で調査をする方が、断然やり易いですし、調査だけでなく、依頼者さんも、自宅内の証拠集めをする事もしやすいです。
また、証拠がない状態で問い詰めてしまった人は、その後、調査をする過程でも、やはり「我慢」が出来ない人もいます。
調査をする事によって、一つずつ証拠を押さえていくのですが、言い負かされた悔しさ、逆に悪者にされた悔しさがあるのでしょう。証拠を押さえていく事によって、浮気の事実が判明していくと、「ほら見ろ!!俺(私)の言ったとおりだ!!」「あいつが嘘を言っていたんだ!!」「俺(私)の言った事は本当の事なんだ!!」と、今まで煮え湯を飲まされてきた悔しさから、「我慢」が出来ず、調査中にもかかわらず、配偶者に勝ち誇ったように、浮気をしている事実を知っていると、伝えてしまう人がいます。
例えば、配偶者と浮気相手が、ラブホテルに入った事を依頼者さんに伝えて、10分後・・・
慌てて、キョロキョロと辺りを伺いながら、配偶者と浮気相手が、ラブホテルから出て来た事がありました。
ラブホテルに入って、10分で出られたら、不貞行為の証明がかなり厳しくなります。
10分で性行為をしていたんだとは、さすがに言いづらくなり、証拠能力は極端に低くなります。
依頼者さんに10分で出てきたことを伝え、もしかして何か言ったのではないかとお聞きすると、「我慢が出来なくなり、電話で『おまえ!!今ラブホテルにいるだろう!!』と言ってしまいました。」と言われました。
結局それで警戒心がとんでもなくなったので、調査の継続が出来ず、数か月調査を中止し、警戒が少し緩くなってから再調査をして、証拠を何とか押さえたのですが、依頼者さんはさらに「我慢」をしなくてはいけなくなりました。
最初に「我慢」さえ出来れば、すべてスムーズにいく内容でも、「我慢」が出来ない事で、とんでもなく難易度の高い調査になる事もありますし、さらに「我慢」する事になってしまいますし、本当なら軽く証拠を押さえれる内容でも、警戒心が強くなってしまったら、調査員を増やしたり、調査日数を増やさないと無理な状況になる事もあります。
依頼者さんに良い事は、一つもないです。
怒りの気持ちも分かりますし、腹は立ちますし、問い詰めたい感情になる事も分かりますが、ここで「我慢」出来るか出来ないかで、大げさでなく、その後の人生が変わってきますので、冷静になった方が、結果的に勝つ事に繋がるんだ、「我慢」をする期間が短くなるんだと思って、最初から「我慢」をして頂きたいです。
それが浮気をされた人にとって、一番いい方法です。
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