探偵の心情
- 2017.12.07
- お知らせ
この内容は、ブログ「僕の離婚バトル」でも掲載した内容です。
今までいろんな調査をしてきましたが、なるべく冷静に、最善の方法、行動を常に考えて臨機応変に対応するようにしています。
また、依頼者さんに感情移入しすぎると、冷静な判断が出来なくなる事もあるので、第三者的な感覚を常に心がけているのですが、お子さんに実害があったりすると、どうしても感情的になってしまう事もあり、まだまだ精進がたりないなぁ~と感じる事もあります。
たまに、依頼者さんが僕の事をヒーローだ、正義の使者だみたいに言っていただく事もあるのですが、僕は、別に善人でもなければ、ヒーローでも、正義の使者でもありません。
依頼を受けた以上、依頼者さんの全面的な味方になり、依頼者さんが最善な状態になれるよう、全力を尽くしますが、その事は、逆に言えば、相手を追い詰める事になります。
その事によって、対象者側が不幸になる事もかなり見てきています。
例えば、浮気に関して言えば、依頼者さんを有利な立場にしたら、配偶者と浮気相手は当然負ける事になります。
依頼者さん一人を有利な立場にする事により、二人が不利な立場になり、特に、浮気相手がW不倫の場合、浮気相手の家庭が崩壊した事も珍しくありません。
一人を有利な立場にする事で、関係なかった浮気相手の配偶者やお子さんを、不幸にしてしまう事もあります。
依頼者さんから、「そこまで追い詰めなくても・・・」とか、「そこまでしてほしいとは言っていない。」とか言われる事もありますが、依頼者さんの求める事をする為には、有利にする為には、ステップとして、どうしてもしないといけない事もあります。
「死ね」との手紙を貰ったり、僕のせいでどれだけ不幸な状況になったかを切々と書いている手紙を送られたり、事務所に突然来て、トラブルになる事もあります。
相手側からしたら、僕は恨みの対象でしかないでしょうね。
相手側の事情、状況は意識に入れないように、シャットアウトする癖があるのですが、なぜか、この頃、相手側の夢を見てしまう事があります。
これからも、依頼者さんを有利にする為に、戦いに勝つ為に、全力で探偵という仕事をしていきますが、思った以上に図太くないとやっていけない仕事だなぁ~と、長年探偵をしていても、日々感じています。
それでは・・
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